再入荷！メキシコはオアハカ州で結成されたクンビア・バンド、Grupo Mijez が7インチをリリース。Lado A は同じくオアハカのバンド、Super Grupo Juarez との共作を収録。この曲は16世紀に生まれたオアハカの祝祭の曲。つまりお祭りの始まりを告げる歌なんだとか。それをソニデロのフォーマットに落とし込んだというなんともユニークなアイデアの曲。フィエスタチューンだけあってノリも非常に良い。Lado B ではMario Montes Y Su Simba Musical をフィーチャリングしオアハカ流儀のクンビアソニデラを披露。牧歌的なメロディは胸を打ちエモーショナルな味付けに。有機的なサウンドとソニデロらしいユーモラ、そしてミニマルな楽曲のアレンジ。これサウンドシステムで聴いたら確実にぶっ飛ぶはず。アコーディオンも使い、ブラスにシンセも盛り込んで、さらに現地の訛りもたっぷりと利かせ大衆的なクンビアサウンドに落とし込んだこのスタイルを「トロピカル・バジェナート」と呼んでいるのだとか。聴いていて感じたのはこのメロディ、バルカンブラスバンドでもやっていそうな。中南米と東欧。この距離感でこの類似性ってなんだか面白い。始まりに進化や伝達について考えさせられるる。灰汁強めなソニデラ、これはまたレアなレコードだ！システムでガンガン鳴らしてください！
Lado A
Lado B
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