年度末のバタついたタイミングに現地リリースしたての火傷必至、熱々の一枚が到着。2012年から活動するメキシコ北部のコアウイラ州モンクローバを代表するクンビアコレクティヴ、Kings Del Wepa の7インチが入荷。ストリートの匂いに満ちた躍動するクンビアウェパが、なんと7インチというをーマットでリリース。こんな時代になったんだな、となんだかしみじみするものがありますね、私。ブリブリの低音にアタックの強さというかグイグイの前のめり具合。ある意味、パンクロックと同類の興奮を呼び起こすワイルドさ。日本人の感性では到底創造不可能なユーモアに個性はウィッキッド。スピーカーから響くワルイ音は、当地の街の匂いまで運んでくるリアルさ。これは感動を覚えるレベル。クンビア純度120% の生々しさを見事にレコードに落とし込んだグレイトワークスは2年前に来日、僕らのパーティでDJ をやってくれたOmar が主宰するテキサスはオースティンを拠点に活動するレーベル、Trucha Soulとメキシコはモンテレイのソニデロで、クンビアという文化をきちんと残して世界に広める活動も行うSabotaje Media の共同制作作品。アメリカとメキシコのクンビアコネクションによる熱過ぎるリリース。クンビア文化遺産認定の一枚でしょう。
Lado A
Lado B
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