オリジナルリリースは1972年。ブラジリアン・サイケの大名盤が復刻。ブラジルは北部パラー州出身のギタリスト、Sebastiao Tapajos とパーカッショニストで楽器発明家の顔も持つ奇才、Pedro Dos Santos の共作。アルゼンチンへのツアー中に統治スタジオにて録音されたという本作。艶のある南米ギターと予測不能な展開を見せるパーカッションのコンビネイションは出所不明なアイデアを形にしたエクスペリメンタルな名演の数々。ボサノヴァ、サンバ、ショーロ、ニューウェイブからポストパンクまで結びついて行く独創性溢れるクラシカルとモダンが共存する奇跡のサウンドは今聴いても斬新このうえない。美しさだけでない毒のある楽曲の中毒性の高さたるや。時が過ぎるのも忘れていつまでも聴いていられる。至高の一枚とはこういうこと。
Lado A
Lado B
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