再入荷!ブラジルは北部パラ州ベレン出身の歌手/ソングライター、Ary Lobo の編集盤LPが入荷。フォホーやココー、バイオーンといったブラジル北東部音楽、所謂ノルデスチをレパートリーにする彼。その生涯で700曲以上を録音したとか。1955年にブラジル音楽の中心地であるリオ・デ・ジャネイロへ上京し、翌56年には RCA Victor と契約を果たす。そして精力的に演奏活動やレコーディングを行った彼は、パラ州出身の音楽家として類い希ともいえるほど国民的な名声を獲得した。カリンボーの王様、Pinduca 以上ということですかね。郷愁のアコーディオンの洗練されたメロディとパーカッションを主体とした野性味あふれるアフリカ系の跳ねるリズムに乗せ、味わい深い哀愁の歌声を披露。心の奥深いところへ響き渡るなんとも言えない美しさに胸が締め付けられる。その魅力は色あせることなく今もなお光輝き続けていることを本作は証明してくれる。リリースは間違いないAnalog Africa から。今回も素晴らしい音楽をありがとうございます。感動!! 余談ではありますが2015年に彼の生まれ故郷のベレンに行きました。その時、現地発祥の大衆音楽カリンボーにどっぷりと浸かりましたが、それ以上にフォホーの素晴らしさ、魅力に気づけたことが大きな経験でした。このアルバムはきっと僕が感じたのと同じように、聴く方にそれを伝えてくれるでしょう。それほどの極上な内容なのです!!
Lado A
Lado B
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