ヴェネズエラのトロピカル・ミュージック史上、最も重要なバンドの一つに数えられる、Conjunto Ingenieria の編集盤がEl Palmas Music より発売!
このバンド、実はヴェネズエラのカラカス大学の学生たちが組んだバンドだとか。で、中心となったのが工学部の学生でバンド名がConjunto Ingenieria 結成は1950年代終わり頃。若さはじけるフレッシュでエネルギッシュな演奏と、それとは正反対に年齢とは思えない豊富な音楽性。これには訳があった。実はメンバーの一人がNY に留学していたらしく毎年夏に、NY で当時流行していた音楽を持ち帰ってきていたとか。で、ブガルーにマンボにロックにチャチャチャ。最先端でヒップなレパートリーはこういうこと。正直驚いたのはオールディーズでおなじみThe Diamonds のLittle Darlin' のカヴァー。ラテンの隠し味を付け足したナイスアレンジ。ラテンとロックの相性の良さはご周知のとおり。コロンビアのLos Golden Boys も証明しているからね。洒落たラテンジャズ風あり、荒々しいロックに粋なブガルー。その多彩な音楽性が眩しくて眩しくて。彼らの歴史は70年代初頭には終焉を迎えたとか。光り輝く才能、豊かな創造性、恐れない勇気。発見の連続に興奮なくして聴くことは不可能な一枚。素晴らしい!!
Lado A
Lado B
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