バスクの英雄、フェルミン・ムグルサ。彼が99年から04年の間にリリースした楽曲にリミックス作や未発表だった音源など、レア曲を集めた一枚。発売当時はDVDとのセットで販売だったが本作はCDのみ、ペーパースリーブ仕様ジャケット盤が入荷。個人的な話しになるが当時、ロブ・スミスとの共演には驚きだった。元々、モア・ロッカーズやスミス＆マイティと言ったブリストル・サウンドを聴いてきた僕が後にフェルミンにはまり、この作品で繋がった。自分の流れに間違いは無かったと確信した思い入れも深い作品でもある。話しを戻そう。彼のあまりにも突出しすぎたセンスを惜しげも無く披露した名曲が並ぶラインナップはもちろん今でも刺激たっぷりだ。前述のロブ・スミスに説明不要、このシーンのイタリア代表、ルーデ。ルンバの王様、ペレットなど濃厚すぎる楽曲は落ち着いて聞くことなんてまず不可能。歴史に残る名作とはこの作品のこと。レベル・ロック・シーンを追うならば外せない金字塔！！
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