2000年代、スペインはバルセロナで起きた音楽ムーブメント「メスティーソ」。その中心にいたのは間違いなく彼らであり、象徴的存在として世界を股にかけ活躍するチェ・スダカ。そんな彼らが2022年に活動20周年迎え、それを記念したアルバムをリリース。お待たせしました、2年という熟成を経て緊急入荷です。Dubioza Kolektiv、Locomondo、La Pegatina、Nufolk Rebel Alliance といった同志が参加し、セルフカヴァーに新録を全10曲を収録。正直、このシーンの現在を知る者としては期待を持つことができなかったが聴いて驚き。曲が進むにつれ聴くこちらの体温は徐々に徐々に上がり、自然とリズムを刻みだす足に首。散りばめられたサムシングニューアプローチ。20年のキャリアはそうきますか。気持ちの入れっぷりが半端じゃない！！グサグサと突き刺さってくる。このシーンを牽引し続けるチェ・スダカの思いがとことん詰まった一枚からは愛と情熱がこぼれ落ちていた。このバンドは生きている。訪れる未来に向かい進んでいる。そんなことを痛感させられる一枚は火傷に要注意だ。
Lado A
Lado B
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