イングランド北西部出身、シンガーソングラーター/コンポーザー/マルチインストゥルメンタルプレイヤーそしてプロデューサーと多才極まりないJoe Yorke が2023年にリリースした最新アルバムが入荷。前作から1年という短いスパンで製作された本作。今までも彼の作品や参加作をチェックしていましたが、間違いなくこれでブレイクスルー。綻んだ蕾は見事に開花、満開です。正直、贅沢さに驚きを隠せない、巧みで洗練された演奏。マッシブ・アタックの影を見る、どこかしら纏うメランコリーなムードと美しいファルセットヴォイス。これらのマリアージュは奇跡的と言っていいほどの素晴らしさ。これは唯一無二。突出している。ソウル、ラバーズ、ロックステディにレゲエ、ダブ。ドゥーワップもか。Liam Bailey にも通じる。が、これはこれ。今後、多くのフォロワーを生むだろうネオ・ソウル、ニュー・レゲエの誕生。馴染み深くも新しい。この不思議な感覚の答えを見つけたくて、針を上げることを躊躇してしまう。いつまでも聴いていたい。その衝動を抑えることは不可能でした。届いてから何度ループしていることか。全10曲、一瞬だよ。そうそう、一度完成したけれど誤ってハードディスクから消してしまい1から、いやまたゼロから作り直したというエピソードも僕のバイブルと似ててなんだか勝手に運命感じたりもしましたね笑 儚くも心躍る。魅了されっ放しの一枚はちょうどいいところに連れて行ってくれる。今年の残暑〜秋へのサントラ、僕はこれです。
Side A
Side B
» 商品の取り置きは3週間まで/返品・についてはこちら