2018年以来6年ぶりって！！「待望」という言葉がよく似合う、ラバーズロック・シンガーAsuka Ando の3枚目のアルバムが発売。本作はカセット、レコードそして配信の3形態でのリリースとなり、それぞれの仕様で収録曲が違うという拘りの「ギミック」を施している。自身の楽曲が聴き手に、より伝わるように、より幸せになってもらえるように。この「ギミック」という素敵なトラップにアーティストとしてのセンスと愛を感じないかい！？で、全9曲を収録したこのレコード。カセットに比べると4曲も少ない。これはもちろんレコードの収録時間、音質や音量を考慮したこともあるだろう。ただこのフォーマットならばこの9曲という作者の自信。そして削ぎ落とした分、何よりこの作品のリアルな真意が伝わってくる、そんな風に感じましたがあなたはどう？？ま、LP のストーリーもとっても素敵なんだよ。 見た瞬間に「最高！」と思わず声が溢れてしまったKANAT 製作のジャケットの、この絵を見ているだけで笑みが溢れてしまう。いや、手にしただけでも心に暖かく甘い風が吹いてくる。なにこの力！ハッピネスが溢れちゃってるってわけ。ぜひ、この感覚をあなたにも体験してほしいな。嘘じゃないからさ。70年代に英国で生まれたラバーズ・ロックの系譜をきっちりと継ぎながら、ウィッキッドなアイデアとそれをきちんと形にする才能で一歩更新。ハッピー溢れまくりの一枚。成熟したラバーズロックはきっと世界を幸せにする。聞きながらそうも思ったんだよね。
Side A
Side B
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