再入荷!日本のクンビア・バンドのパイオニアの一つに間違いなく数えられる大阪の Rojo Regalo。その中心メンバー、荻野恭子 (vo.) と、pico ナカジマ (guiter ) が始めた新たなバンドが、The Nonfictions。結成から2年、待望のフィジカル作、7”が発売!!
メンバーは先に紹介した荻野恭子と pico ナカジマの二人に加え、現在は Rojo Regalo のパーカッション奏者としても活動する Aiconga、そしてテクノポップユニット IMO や歌謡ジャグバンド、森の珍楽団で活動するベイシストの川西卓也、10 代よりロック、ブルース、ファンク、ジャズ、ヒップホップ、エレクトロ、など多くのバンドを経験するドラマーのワタンベの 5 人からなる The Nonfictions。 まるで映画のワンシーンを切り取ったかのような「絵」として歌が瞼に浮かぶ強烈なインパクト。その脅威の表現力、荻野恭子の持つ歌の力。力強さ、艶、色気に妖しさ。。。様々な表情を見せる歌声と独特のワードチョイスからなる詩に、様々な音楽要素を飲み込んだ百戦錬磨の手練れたちによる演奏。これらがぐっちゃぐっちゃに交わった世界て、やっぱり濃いわぁ。。 ドロドロの「大阪レイニーブルース」からは絶滅危惧種の昭和の匂い?いやいや、これが新時代の匂いに感覚。モノクロームな世界観、だけど豊かな色彩を感じるというか。この混ざり具合にこのバンドのオリジナリティを見た。単純に「新しい」だけとはまた違う、その匂いが気になって気になって鼻から離れやしない。そして、らしい表現で綴られるどこまでもピュアで正論まっすぐな「Crossover」は希望の歌。この歌の美しさ、ポジティブさ、そして愛。籠められたメッセージはこれからの時代を生きてゆくキイワードになるのでは。 と、一度足を踏み入れたら出られない、沼のような危険な2曲だ。 予想以上の濃厚さと独特な表現でリアルな歌を届けてくれた The Nonfictions。パッションも十分どころじゃない。Rojo Regalo とはまた違うヴェクトルの難波発のストリート音楽の創造に期待が高まる。
SIde A
Side A
大阪レイニーブルース
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