その始まりは1976年。4人の友人たちから始まったニカラグアのサルサ・オーケストラ、Warumo 。彼らの7インチがメキシコシティを拠点にするレーベル、Discodelic からリリース。オリジナルは1977年に、極少量だけリリースされたという唯一のアルバムから2曲をチョイス。他とは一味も二味も違う彼らのサルサ、グアグアンコはニカラグアの人々を一瞬で虜にしたという。聴けば納得。粗野な音にアレンジ。どこかヒッピーカルチャーにも通じるサイケデリックな匂い。Lado A のピアノのアタックとスピード感にロックを感じるね。壊れるんじゃないかってくらいの強さ。ピアノは打楽器、これはかっこよすぎるだろ。Lado B の歌も香ばしくて良い。サンディニスタ民族解放戦線の武装蜂起により戦争が始まったことでメンバーはコスタリカへ亡命し、バンドの歴史はそこで終わる。。。短命ながらもラテン音楽史にはっきりと名を刻んだWarumo。ほぼ出会うことができなかった彼らの楽曲とこうして出会う機会をくれたこの再発、ナイスとしか言いようがないよね。
Lado A
Lado B
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