フランスのスター、アンリ・サルヴァドール。両親はグアドループ島出身と、フレンチ・カリブをルーツに持つアーティストで、フランスで初めてロックンロールを歌った人とも言われている。そんな彼が自宅スタジオに籠り録音した実験性の高い音楽ばかりを集めたコンピレーション・アルバムが入荷。人気絶頂だった1960年代終わり頃、突如として彼は表舞台から消えた。本作はその直後の1969年から、1978年に制作された楽曲をコンパイル。いい具合にぶっ飛んでるよね。ロックにカリブ音楽をシンセにドラムマシーン、変成器を使いコラージュ。エクスペリメンタル、アヴァンギャルドで良い湯加減。超気持ちがいいじゃないか。そして超刺激的だ。この路線に傾倒したのは妻であるジャクリーヌの影響が強いとか。ただのスターじゃない。ホンモノのアーティストの自己革命期を楽しめる一枚。奥深く、妄想尽きない!
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