90年代に活動していた、バスク・カントリーそしてガリシア州のメンバーによるバンド、NACION REIXA 。ギターはコルタトゥにネグ・ゴリアック、ベタガリにバンダ・バソッティのメンバーで、今ではエンジニアとしてアンパロ・サンチェスらの作品を手掛け大活躍の Kaki Arkarazo、ドラムはフェルミンのバンドの要として長年活動していた Mikel Abrego が参加していたスーパー・バンド。本作は彼らが97年にフェルミンのレーベル、Esan Ozenki Records よりリリースしていたアルバムが20年の時を経て、目出度く再発。ファンク、ソウルを感じさせるハイレベルな演奏にロックのテイストも盛り込み、アヴァンギャルドなアレンジでニュー・ウェイブも感じさせる。10曲目、トーキング・ヘッズ/サイコ・キラーのカヴァーからはその辺の彼らのセンスが伺えるだろう。時代は感じさせるが、けして古くささは感じさせない。音楽性の幅広さと纏まり。流石、時代を越え一線で活動し続ける実力者たちにによる、知られざる名作の嬉しい再発とはこういうこと。 ※税率の都合上、表示価格が1,701円となっておりますが正確には1,700円となります。
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