LP入荷！サーフ・ロックをイメージさせる、ちょいサイケなギターが特徴。ペルーのクンビア、チーチャ。米国のバルベス・レコーズがコンパイルした名作「Roots of Chicha」のリリースからもう10年。この作品がチーチャをペルー及び南米、そしてマニアックな音楽好きのモノから世界に広めたのは周知の事実。そんなチーチャの名作と呼ばれる一枚、ロス・ダンディーズのアルバムをスペインのファラウェイ・サウンズがリィシュー。オリジナル・リリースは1985年。胸を打つ郷愁のメロディと牧歌的な響きに、なんと言ってもギター。ザ・バッド・ストリート・ボーイズのコパカヴバーナを彷彿させる80年代的なエレクトリック・エフェクトはクールとは言えないが、けしてダサくはないのがまた不思議。これは狙って出せるもんじゃない！このバンドのリーダー、エクトル・ファルファンはチーチャ・シーンで有名なバンド、Los Destellos でも活動していたとか。全く持って古さを感じさせない、カッコいいんだけど笑えちゃう。放つ宇宙的な存在観は新たな価値観を教えてくれるだろう。これはロックしてるぜ！
Lado B
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